結論ですが、
オーバートレーニング症候群とは、スポーツ活動において、疲労が回復しないまま、積み重なり、常に疲労を感じる慢性疲労状態に陥ることをいいます。
この記事は「トレーニングを行っている」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「オーバートレーニング症候群」についてわかります。
トレーニングを行っていますが、常に疲労を感じて、なかなか思うように練習をこなせませんが、なぜですか?
このような疑問にお答えします。
とくにマラソントレーニングにおいて、練習を人一倍がんばっているにも関わらず、なかなかタイムが伸びない状態に陥る場合があります。
いつもより、練習の距離を伸ばしたり
本数を増やしたり
メニューの数を増やしたり
もっともっと上を目指したい気持ちがあるばかりに、トレーニングで常に全力で追い込んでいる。
しかし、なかなかタイムに結びつかない
とてもツライ状況に陥る場合があります。
もしかすると、オーバートレーニング症候群になっている可能性があります。
オーバートレーニング症候群ってなんですか?
今回は「オーバートレーニング症候群」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
この記事のまとめ
1.オーバートレーニング症候群とは
オーバートレーニング症候群とは、スポーツ活動において、疲労が回復しないまま、積み重なり、常に疲労を感じる慢性疲労状態に陥ることをいいます。
スポーツにおいて、日常生活をおこなうより負荷の大きい運動が行われ、トレーニング効果をあげています。
しかし、トレーニング後の疲労の回復が不十分であったり、十分な栄養や休養を得ていない場合には、競技パフォーマンスが低下したり、トレーニング効果が低下したりすることがあります。
オーバートレーニング症候群では、慢性的な疲労状態であり、一気に激しい運動を行うことで起こるオーバーワークの状態とは違います。
また、貧血や感染症などの病気にかかっていないことが大前提となります。
オーバートレーニング症候群とは、スポーツ活動において、疲労が回復しないまま、積み重なり、常に疲労を感じる慢性疲労状態に陥ることをいいます。
2.オーバートレーニング症候群の症状
疲労感
オーバートレーニング症候群の症状として「疲労感」があります。
疲労感のため、今までこなしていたトレーニングが出来なくなったり、競技パフォーマンスが低下したりします。
重度になると、日常生活でも疲労感を感じるようになり、心拍の症状、血圧の上昇、食欲低下、睡眠障害などが起こります。
精神的症状
オーバートレーニング症候群の症状として「精神的症状」があります。
トレーニングをおこなっても結果につながらないことから、競技に対するモチベーションは低下し、気持ちの落ち込みや活気がなくなるなどの症状がおこります。
重度になると、うつ病(アスリートうつ病)を発症することもあります。
3.オーバートレーニング症候群の治療
トレーニングを控える
オーバートレーニング症候群の治療として「トレーニングを控えること」があります。
オーバートレーニング症候群は、過度なトレーニングによる慢性的な疲労が原因です。まずは、トレーニングを控えて体を休めることが重要になります。
完全に休養すると、焦ってしまう気持ちはわかりますが、トレーニングから解放された生活を送ることで、体をしっかりとリフレッシュさせましょう。
オーバートレーニング症候群の治療として「トレーニングを控えること」があります。
栄養バランスのとれた食事
オーバートレーニング症候群の治療として「栄養バランスのとれた食事」があります。
疲れきった体を回復させるため、栄養バランスのとれた食事をこころがけましょう。
とくにビタミンB群やビタミンCは疲労回復を促す効果があり、積極的に摂取しましょう。
枯渇しているエネルギーを補う「炭水化物」、筋肉など体の構造になる「タンパク質」(アミノ酸)などもしっかりと補給しましょう。
オーバートレーニング症候群の治療として「栄養バランスのとれた食事」があります。
体のケア
オーバートレーニング症候群の治療として「体のケア」があります。
とくに、入浴・十分な睡眠・ストレッチ運動・マッサージ・軽い運動などがオススメです。
自分の好きな時間を過ごすようにして、心身ともにリラックスすることも重要です。
まとめ
今回は「オーバートレーニング症候群」について説明しました。
オーバートレーニング症候群というものは、スポーツ選手にとって、とてもツライものです。
いくらトレーニングを行っても、パフォーマンスが上がらない。
もしろ、今まで出来ていたことも出来ない状態。
とても、ツライです。
毎日、トレーニングに励んでいる人は、トレーニングは勿論重要ですが、リカバリーも同じように大切です。
トレーニングによって酷使された肉体はリカバリーによって回復します。
適切なリカバリーを行うことによって、競技パフォーマンスは向上しますし、故障やケガもおさえることができます。
また、疲労感が抜けないときには、思い切ってトレーニングを休むようにしましょう。
トレーニング負荷と、リカバリーのバランスを保つことが重要です。
いつまでもスポーツを楽しめるように自分自身の体の声をしっかりと聞いて、オーバートレーニング症候群に陥らないように注意しましょう。
この記事によって「オーバートレーニング症候群」について理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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