結論ですが
ピルを飲み忘れてしまうと「避妊効果の低下」「不正出血」「月経のズレ」などの影響が起こります。
この記事は「ピル」について知りたい女性向けに書いています。
「ピル」に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「ピルの飲み忘れの影響」についてわかります。
「避妊」や「月経による症状をやわらげる」ため、ピルを飲んでいる方も多いかと思います。
ピルを使っている場合に、問題となるものに「ピルの飲み忘れ」があります。
ピルを飲み忘れてしまったらどんな影響があるだろう?
このような疑問にお答えします。
月経開始とともにピルを飲み始めます。
そして「1日1錠」毎日飲むことによってピルの効果が発揮されます。
ピルを飲み忘れてしまうと、ピルの効果が期待できなくなったり、思わぬ症状が起こります。
ということで、今回は「ピルの飲み忘れの影響」について説明していきます。
この記事のまとめ
ピルの飲み方
ピルの飲み方は、まずは月経開始とともにピルを飲み始めます。
そして「1日1錠」毎日規則的に飲むことによってピルの効果が発揮されます。
しかし、ピルを飲み忘れてしまうと、ピルの効果が期待できなくなったり、思わぬ症状が起こります。
具体的に言うと、ピルの飲み忘れの影響として、「避妊効果の低下」「不正出血」「月経がずれる」などの影響があります。
では、「ピルの飲み忘れの影響」について順にみていきましょう。
ピル飲み忘れの影響1:避妊効果の低下
ピルの飲み忘れによって避妊効果が低下します。
ピルを使うことで、排卵が抑制され、子宮内膜が薄くなり、妊娠を防ぐ効果「避妊効果」が発揮されます。
しかし、ピルを飲み忘れてしまったり、正しい飲み方がされていない場合には、避妊効果が低下してしまいます。
なので、ピルを飲み忘れてしまった時には、他の避妊法をおこないましょう。
また、ピルを飲み忘れた後の経過で妊娠を疑う症状(月経が来ないなど)があれば、早めに受診して相談するようにしましょう。
ピル飲み忘れの影響2:不正出血
ピルの飲み忘れによって「不正出血」が起こる場合があります。
ピルは、月経が開始した日から飲み始めて、その後は規則的に飲むことで月経の周期が整っています。
月経が規則的にくるためには、ピルの成分の「エストロゲン」や「プロゲステロン」というホルモンの周期的な変化が重要です。
ピルを飲み忘れてしまった場合、「エストロゲン」や「プロゲステロン」というホルモンの周期的な変化が乱れてしまいます。
すると、本来の月経が来るよりも早く出血が起こってしまったり、十分に子宮内膜が厚くなっていない状態で出血してしまうことがあります。
つまり、ピルを飲み忘れた場合は、月経以外の出血である「不正出血」の原因となります。
ピル飲み忘れの影響3:月経がずれる
ピルの飲み忘れによって「月経がずれる」場合があります。
月経が規則的に来るためには、「エストロゲン」や「プロゲステロン」というホルモンの周期的な変化が重要です。
これらのホルモンの周期的な変化によって、「子宮内膜が厚くなる」→「子宮内膜が厚くなった状態が保たれる」→「厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちる」という周期的な変化が起こり、規則的に月経が来るのです。
ピルを飲み忘れてしまった場合、「エストロゲン」や「プロゲステロン」というホルモンの周期的な変化が乱れてしまい、「月経がずれる」原因となってしまいます。
まとめ
今回は「ピルの飲み忘れの影響」について説明しました。
ピルの正しい飲み方を確認し、ピルの飲み忘れがないようにすることが大切です。
ピルはきちんと飲んで効果が発揮します。
ただし、人間なので、ピルを飲み忘れることがあるかと思います。
ピルを飲み忘れた時の対応方法もあわせて確認するようにしましょう。
また、「ピルの飲み方」についてわからない場合には、担当医や薬剤師からきちんと納得するまで説明を受けるようにしましょう。
この記事によって「ピルの飲み忘れの影響」についての理解が深まり、ピルを正しく理解し、ピルをうまく活用して、女性の生活の質が上がることを願っています。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
コメントを残す