結論ですが
おう吐・下痢の処理方法のポイントは「すぐに消毒」「感染防止具を着用」「外側から内側へ」「使用したものは廃棄」「次亜塩素酸ナトリウムを」「もしくは加熱消毒を」「よく触る部分を定期的に」です。
この記事は「おう吐・下痢」の対応に困った人に向けて書いています。
この記事を読むことで「おう吐・下痢の処理方法」についてわかります。
我慢できなくて吐いてしまいました!!
「吐物の処理」はどうすればいいですか?
このような悩みにお答えします。
ここ札幌では、連日の暑い日が続いて、かなりしんどい人が多いかと思います。
暑い日は、病原体が活発となり、「食中毒」による「おう吐・下痢」に注意が必要です。
また冬の時期にも、ウイルス感染による「おう吐・下痢」が心配です。
おう吐や下痢で汚染してしまったらどうすれば良いだろう?
今回は「おう吐・下痢の処理方法」について説明します。
この記事のまとめ

おう吐・下痢の処理方法1:すぐに消毒
おう吐や下痢を処理は、「すぐに」おこなうようにしましょう。
吐物や糞便に含まれている細菌やウイルスは、時間が経つにつれて、増殖し広がっていきます。
病原体が増えて広がらないように、おう吐や下痢を処理は「すぐに」おこなうようにしましょう。
おう吐・下痢の処理方法2:感染防止具を着用
おう吐や下痢を処理する時には、感染防止具を着用しましょう。
吐物や糞便に含まれている細菌やウイルスが自分の手や体に付着しないように感染防止具を着用しましょう。
具体的にいうと、ゴム手袋・マスク・エプロンなどを着用して、感染を防ぎましょう。
おう吐・下痢の処理方法3:外側から内側へ
おう吐や下痢を処理する時には、「外側から内側へ」向けてふき取るようにしましょう。
内側から外側だと、吐物や糞便に含まれている細菌やウイルスが広がってしまいます。病原体を広げないためにも、「外側から内側へ」向けてふき取るようにしましょう。
おう吐・下痢の処理方法4:使用したものは廃棄
おう吐や下痢を処理する時に使用したものは、適切に破棄するようにしましょう。
ゴム手袋・マスク・エプロンなどを着用した感染防止具や、吐物や糞便を拭いた布などは、病原体が付着しています。使った後はビニール袋に入れて破棄するようにしましょう。
反対にいうと、おう吐や下痢を処理するものは破棄することを想定し使い捨てのタイプのものを選びましょう。そして、使用後は適切に破棄するようにしましょう。
おう吐・下痢の処理方法5:次亜塩素酸ナトリウムを
おう吐や下痢を処理する時には「次亜塩素酸ナトリウム」を使いましょう。
アルコールでは、おう吐・下痢の原因となるノロウイルスなどには効果がありません。
吐物や糞便を処理するときには薄めた「次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)」(家庭用漂白剤など)を使いましょう。
おう吐・下痢の処理方法6:加熱消毒を
おう吐や下痢を処理する時には「加熱消毒」を利用しましょう。
加熱消毒は、とくに吐物や糞便で汚染された衣類やタオルなどの「布製品」に有効です。
「熱湯」や「スチームアイロン」などを利用して「85℃以上1分以上の加熱」をするようにしましょう。
おう吐・下痢の処理方法7:よく触る部分を定期的に
感染予防のために「よく触る部分を定期的に」消毒するようにしましょう。
人がよく触る部分のことを「ハイタッチサーフェス」とよばれます。具体的にいうと、「ドアノブ」「冷蔵庫の取っ手」「リモコン」「電気のスイッチ」などがあります。
次亜塩素酸ナトリウムを含ませた布などを使って「よく触る部分を定期的に」消毒して、感染を予防しましょう。
まとめ

今回は「おう吐・下痢の処理対応」について説明しました。
連日の暑さでやられている人は多いです。
温暖化の影響なのか、今年の夏はとくに暑いです。
夏場の暑い日には「食中毒」に注意しましょう。
そして「おう吐・下痢」で汚染してしまったら、適切に処理をして感染を広げないしましょう。
暑い日にもしっかりと健康管理をして、健康的に楽しく乗り越えましょう。
この記事によって「おう吐・下痢の処理方法」についてわかり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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