結論ですが、
座禅には「姿勢を調える」「呼吸を調える」「心を調える」というポイントがあります。
この記事は「充実した毎日を送りたい」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「座禅のやり方」についてわかります。
毎日、なんだかスッキリした感じがなく、常に疲れている感じがします!
このような悩みにお答えします。
仕事のやる気が出ない…
なかなか寝付けない…
常に体がだるい感じ…
このような悩みをお持ちの人は多いかと思います。
忙しい現代人、慢性的な疲労感に悩まされている人は多いです。
肉体的な疲れに加えて、精神的な疲労への対処は重要な課題です。
そんな悩みを解決できる方法があります。
それは、「座禅」です。
ということで、今回は「座禅のやり方」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
この記事のまとめ
座禅とは
座禅とは、姿勢を正して座り、精神を統一することで自分と向き合うという仏教の修行方法のことをいいます。
座禅の本来の意味は、「自分自身のこころを静かに見つめ直すこと」にあります。
歴史は非常に古く、仏教の開祖である釈迦の修行に始まると言われています。
「座禅」には、今注目を浴びている「マインドフルネス瞑想」にも通じ、「集中力アップ」「睡眠の改善」「抑うつ感の軽減」「リラックス効果」「ストレス解消」などの効果があります。
では「座禅のやり方」についてみていきましょう。
1.姿勢を調える
座禅では「姿勢を調えること」が重要です。
座禅の基本的な作法を、順にみていきましょう。
- 座布団を二つに折ってお尻の下に充てる。
- 右の足を左のももの上にのせる「半跏趺坐」(はんかふざ)の姿勢をとります。
可能ならばさらに左の足を右のももの上にのせる「結跏趺坐」(けっかふざ)の姿勢をします。 - 手は掌(てのひら)を上に向けて、右手を足の上におく。
そしてその上に左手をのせる。 - 両手の親指の尖端が軽く触れるように組む「法界定印」(ほっかいじょういん)。または、右手を左手で包むように握る「結手」(けっしゅ)。
※手の組み方はいくつかあるため、やりやすい方法でおこないましょう。 - あごを引き、頭が前後左右に傾かないようにする。
そして身体を前後左右に動かし、重点を安定させる。
このとき頭の上から糸で引っ張られたように背筋を伸ばすようにします。
2.呼吸を調える
座禅では「呼吸を調えること」が重要です。
「腹式呼吸」を繰り返すことで呼吸を調えます。
「おへそ」やや下にある「丹田」(たんでん)という部位に手を置いて、お腹が膨らんだりして引っ込んだりして腹式呼吸ができているか確認しましょう。
はじめの1-2回は、鼻から吸って口から吐いて邪気を出しましょう。
その後は、鼻から吸って鼻から吐いて呼吸を繰り返します。
深々と吸い込んだ息を吐き出す→徐々に静かな呼吸に調えていくようにしましょう。
深呼吸のようにお腹一杯に吸い込む必要はありません。吐く息を静かにゆっくり、長々と出すことが大切です。
3.心を調える
座禅では「心を調えること」が重要です。
最初は「息の回数」を数えます。「数息観」(すそくかん)といいます。
一呼吸を一つとし、息を出すとき、「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」と心の中で静かに数え、十まで数えたらまた一つに戻って始めます。
はじめのうちは、雑念が湧いてきてなかなか無心になることができません。
じつは脳はだまっていても思考を続けているからであり「デフォルト・モード・ネットワーク」とよばれています。
なにか他の考えごとが浮かんで来たら、「なんかこんなこと考えているなぁ」と思いながら右から左に受け流して呼吸に意識を戻すようにしましょう。
「数息観」を続け、身体と呼吸、心を調えることが大切です。
まとめ
今回は、「座禅のやり方」について説明しました。
身近にある寺などで「座禅会」や「座禅体験会」が開催されている所があります。
寺の雰囲気もあいまって、非日常を味わうことができますのでオススメします。
自分自身、寺での座禅の体験をしてみて、われわれがいかに普段「雑念」にまみれているか思い知ります。
そして、座禅によって同じ姿勢で長時間強いられると、「ふだん体を思うように動かせる喜び」を感じました。
また、ずっと同じような状態でいるとものごとに変化を求めてしまうことを実感しました。
変わらない状況でも「鳥の声」「他の人の息づかい」「他の人の姿勢をなおす音が聞こえる」などの「ささやかな変化」がとてもありがたく感じられました。
座禅によって様々な気づきを与えてくれます。
是非とも「座禅」を体験することをオススメします。
この記事によって「座禅のやり方」についての理解が深まり、一人でも多くの人が充実した毎日を過ごせるようになることを願っています。
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