クリニックの受診の仕方【婦人科受診までの流れ】

結論ですが

クリニックの受診には、事前に「予約」をして、必要な「持ち物」を持って、診察しやすい「服装」をするようにしましょう。

この記事は「婦人科を受診したい」女性向けに書いています。
女性への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「婦人科受診の準備や受診までの流れ」がわかります。

クリニックを受診したいですが何をすればいいですか?

このような疑問にお答えします。

婦人科の受診は勇気がいるかと思います。

今まで医療機関を受診したことがないと…
「何をされるのか分からない」
「そもそも受診するために何をすれば良いのか分からない」
など不安になりますね。

受診をためらってしまって、病状が進行させてしまい大変なることもあります。
勇気を出して、受診することが大切です。

少しでも受診しやすくなるよう、この記事が助けになればと思います。

今回は「婦人科を受診するまでの流れ」について説明していきます。

この記事のまとめ

婦人科クリニック受診までの流れ1:予約する

事前予約を

クリニックを受診する時には、事前に予約するようにしましょう。

予約なしで受診できる医療機関もありますが、「予約優先」で待ち時間が長くなってしまうこともあります。また、予約がないと診察を受けられない所もあります。
クリニックを受診する時には、事前に予約することをすすめます。

電話予約かネット予約

予約の方法は、主に「電話予約」か「ネット予約」があります。

電話予約では、受診したいクリニックに電話して、予約を取ります。
ネット予約では、受診したいクリニックのホームページなどから、「予約ページ」を見つけて、そこのフォーマットから予約を取ります。
「電話予約」か「ネット予約」で事前に予約するようにしましょう。

電話予約で伝えること!

1.初診か再診か

クリニックの受診が初めてかどうか伝えましょう。
初診の場合には、「名前」「生年月日」「住所」「電話番号」など予約する時に必要になることがあります。

2.受診理由

クリニックを受診する理由を伝えましょう。
症状があれば、いつから、どのような症状があるのか大まかにでもいいので伝えましょう。必要があれば、受診の時に詳しく聞きますので、この時には一言くらいでも構いません。
また、症状がなくても、定期検診や、健康に関する相談など受診する理由を伝えるようにしましょう。

3.希望の日時

クリニックを受診する希望の日時を伝えましょう。
ご自身の希望の日時が、クリニックが空いていないこともあります。あらかじめ、受診を希望する日時をいくつかピックアップしておくと良いでしょう。

予約で確認すること!

1.紹介状が必要か

医療機関によっては、紹介状がないと診察できない所もあります。

とくに、大学病院や総合病院では、紹介状がないと診察受けられないか、受診料が余計にかかってしまう場合があります。
事前に、紹介状が必要か確認するようにしましょう。

2.感染症状がないか

発熱など新型コロナ感染を疑う症状がないか確認するようにしましょう。

とくに発熱がある場合や濃厚感染が疑われる場合には、クリニックを受診できないことがあります。
出来れば、受診する前に体温を測っておくようにしましょう。

3.受診するべき科かどうか

自分の今の症状を解決してくれる科であるか確認するようにしましょう。

掲げている診療科目や医療機関によって得意とする領域が決まっています。
受診する予定のクリニックが、今困っている症状を解決してくれるのか確認すると良いでしょう。全くの的外れの科を受診すると、違う科に紹介されるだけで終わってしまうことがあります。
どこの科に受診すればいいかわからない場合は、相談いただければ幸いです。また、診察をして、婦人科以外の病気の可能性がわかる場合もあります。
診断に関して難しい場合もありますので、その場合には一緒に相談できればと思います。また、受診に関することも含めて気軽に相談できるようなクリニックでありたいと思います。

婦人科クリニック受診までの流れ2:持ち物を準備する

健康保険証

保険証を忘れずに持っていくようにしましょう。

保険証がないと、保険適応が効かず、一旦自費診療となり全額自己負担となります。もちろん、後日保険証を確認できたら、差額分は返金されます。ただし、保険証が当月末まで確認できない場合は返金できなくなるので注意が必要です。

とくに初診時と月初めには、保険証を必ず持っていきましょう。

くすり手帳

くすり手帳があれば持っていくようにしましょう。

くすり手帳には、処方されている薬や処方している医療機関・医師などの情報が書かれています。診察を受けて、新たに薬が処方されるときに、薬の飲み合わせが問題ないか、同じ効果の薬が使われていないかなど確認する時に「くすり手帳」が役に立ちます。

くすり手帳があれば必ず持っていくようにしましょう。

生理用品

生理用品を持っていくようにしましょう。

婦人科の診察によって、出血してしまうことがあります。下着が汚れてしまうため、当てるためのナプキンなどの生理用品を準備しましょう。

クリニックで準備している所もありますが、自分の使い慣れたものを持っていくと良いでしょう。

メモ

メモを持っていくことをすすめます。

いざ、診察を受けるとなると、緊張して言いたいことを忘れてしまう…。なんてことも。伝えたいことを忘れないためにも、事前に医師に伝えたいことをまとめた「メモ」を持っていくと良いでしょう。

筆記用具

筆記用具を持っていきましょう。

問診票を書いたり、診察の時にメモしたい時などのために、筆記用具があると良いでしょう。
医療機関にも、もちろん筆記用具はあります。
しかし、自分で筆記用具を持ってくれば、慣れたものが使えるし、使いたいときにサッと取り出してすぐに使えます。

婦人科クリニック受診までの流れ3:服装を整える

婦人科クリニックを受診するときには服装を整えるようにしましょう。

とくに婦人科では、内診をするために着替えが必要になります。
服装は、スカートでもズボンでも何でもいいですが、着替えやすい服装が良いでしょう。

あまりキツイ服装の場合は、着替えに時間がかかったり、お腹を出しにくかったり、診察に支障を来たすこともあります。
ゆったりと余裕がある、普段から着慣れている服装で受診することがオススメです。

まとめ

今回は、「婦人科クリニック受診までの流れ」について説明しました。

普段から医療機関を受診している人は少ないように思います。

そのような人は、ご自身の健康管理のためにも、かかりつけのクリニックを持つことをオススメします。
普段から通い慣れている医師であれば、今までの経過も詳しくわかっているでしょうし、何か症状などで困った時には気軽に相談できるかと思います。

はじめて婦人科を受診する場合には、ハードルが高いかと思います。
婦人科は困った人の味方です。
勇気を出して、受診してみてはいかがでしょう。

この記事によって、「婦人科クリニック受診までの流れ」についての理解が深まり、気軽に婦人科クリニックを受診できるような人が一人でも多くなることを願っています。