HPVワクチンは、対象者は原則無料で受けることができます!

結論ですが

HPVワクチンは「小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子」は原則無料で受けることができます。

この記事は「HPVワクチン」について知りたい人に向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「HPVワクチンの無料接種」についてわかります。

HPVワクチンって無料で受けられるのですか?

このような疑問にお答えします。

結論をいうと、「HPVワクチン」は小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子は、公費の補助で原則無料で「HPVワクチン」を接種することができます。
(ただし、2価・4価ワクチンに限る。2021年9月現在)

「HPVワクチン」について詳しく教えてください!

ということで、今回は「HPVワクチンの無料接種」について説明していきます。

この記事のまとめ

HPVワクチンとは

「HPVワクチン」は、「子宮頸がんの予防接種」で用いられます。

子宮頸がんのほとんどは「HPV」(ヒトパピローマウイルス)というウイルス感染が原因です。性交渉などによって「HPV」が子宮の入り口近い部分(子宮頸部)に感染します。
「HPVワクチン」によって、「HPV」の感染を予防することで、子宮頸がんを予防することできます。

HPVワクチンの無料接種対象者

「HPVワクチン」は、小学6年生から高校1年生相当の女子は、公費の補助で「HPVワクチン」を接種することができます。

「HPVワクチン」は2013年に定期接種になりました。小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子は、公費の補助で無料で「HPVワクチン」を接種することができます。(ただし、2価ワクチンと4価ワクチンに限る。2021年9月現在)

HPVワクチンの不思議な扱い

HPVワクチンは、接種後の体調不良を訴える声が相次ぎ、国は自治体に対して「積極的に接種をすすめるのを差し控えるよう求める通知」が出されました。

ワクチンによる副反応問題が社会問題としてピックアップされるようになり、70%程度だった接種率は、1%未満まで落ち込みました。

HPVワクチンは「定期接種」にも関わらず、「積極的に接種をすすめるのを差し控える」という不思議な扱いがされているのです。
ただし、HPVワクチンは「定期接種」ではあるので、希望すれば原則無料で接種することができます。

HPVワクチン接種者が増えている

ここ最近、HPVワクチン接種者が増えています。

海外の研究では、HPVワクチンの普及によって子宮頸がんの罹患率が減少して、子宮頸がんを撲滅できる可能性も見えてきたという報告がありました。

国内でも「HPVワクチン」の効果が見直されてきており、世界的にもHPVワクチンを接種する人が増えてきています。
さらに、HPVワクチン接種後に広い範囲に痛みが広がるなど多様な症状などが報告されていましたが、ワクチン接種と因果関係がないとする専門家が多く、HPVワクチンの安全性も見直されていることも後押ししています。

まとめ

今回は「HPVワクチンの無料接種」について説明しました。

現在高校1年生の女子は、ちょうど9月の時期(遅くても11月)あたりに接種をはじめると、順調にいけば3回目まで公費負担で受けることができます。
接種するとしたら今のタイミングだと思います。

HPVワクチン接種を実際に受けるかどうか大変悩まれるかと思います。
とくに親御さんが頭を悩まされることになるかと思います。

くれぐれも、ワクチンによる効果と、副反応などのリスクをしっかりと検討した上で接種するか判断しましょう。

この記事によって「HPVワクチンの無料接種」の理解が深まり、子宮頸がんのない世界を目指していきましょう。

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