性感染症が心配です!

結論ですが

性感染症は、症状がすぐに出るものがあれば、症状がない場合もあります。心配な場合には婦人科を受診して相談するようにしましょう。

この記事は「性感染症が心配な女性」に向けて書いています。
産婦人科受診への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「性感染症」についてわかります。

性感染症が心配ですがどうすればいいですか?

このような疑問にお答えします。

性交渉をしてから…

・おりものが増えた
・おなかが痛い
・じつはパートナーが性感染だと判明した

こんな状況の場合は、性感染症の可能性があります。

勇気をもって婦人科を受診して相談するようにしましょう。

性感染症には、すぐに症状に現れるものと、現れにくいものがあります。
心配な場合には受診して相談するようにしましょう。

では、「性感染症」の症状や検査・治療はどのように行われますか?

ということで、今回は「性感染症」について説明したいと思います。

この記事のまとめ

1.性感染症の症状

陰部できもの

性交渉をしてから、陰部にできものが出来た場合、性感染症の可能性があります。

たとえば、「性器ヘルペス」「尖圭コンジローマ」「梅毒」などが考えられます。

咽頭痛

性交渉をしてから、のどが痛む場合、性感染症の可能性があります。

たとえば、「クラミジア」「淋菌」などが考えられます。

帯下異常

性交渉をしてから、おりものがいつもと違う場合、性感染症の可能性があります。

たとえば、「クラミジア」「淋菌」「トリコモナス」などが考えられます。
とくにかゆみも伴う場合は、「カンジダ」の可能性が高いです。

2.性感染症の検査

視診

陰部に病変がないか見て確認します。

例えば、「尖形コンジローマ」では白色の隆起性の病変、「性器ヘルペス」ではびらんや潰瘍、「梅毒」では全身に梅毒疹と呼ばれる発疹や陰部にイボが形成されます。

血液検査

血液検査をして感染していないか確認します。

とくに、「梅毒」「B型肝炎」「C型肝炎」「HIV」などの感染がないか検査します。
これらは、潜伏期間が長かったり、無症候性感染の場合があり、症状がなくても感染している場合があるため注意が必要です。

腟分泌物

腟内の分泌物の検査を行います。

とくに「カンジダ」「トリコモナス」では、おりものを採取して顕微鏡で観察することで、その場で感染しているかわかります。

また、「クラミジア」「淋菌」では、頚管粘液を採取して検査をします。
DNA増幅させる必要があるため結果が出るのに3日間程度かかります。

子宮頚がん検診

子宮頚がん検診では、子宮の入り口を擦って細胞を採取して検査をします。

子宮頸がんのほとんどは「HPV」による感染が原因であり、ほとんどが性交渉によって感染します。

「定期的ながん検診」で子宮頸がんを予防することが出来るので、20歳以上の全ての女性は是非とも受けるようにしましょう。

3.性感染症の治療

治療

性感染症の治療では、くすり(内服薬、塗り薬、点滴)や外科的治療などが行われます。

たとえば、「クラミジア」や「淋菌」では抗生物質の飲み薬や点滴で治療します。また、「カンジダ」では腟錠や軟膏、「ヘルペス」では塗り薬で治療します。「尖形コンジローマ」では、液体窒素やレーザーなどで焼灼したり、外科的に切除する治療が行われます。

パートナーの受診

性感染症の治療では、パートナーの治療も行う必要があります。

お互いがしっかりと性感染を治療をしないと「ピンポン感染」となることがあります。これは、せっかく治療を受けても、パートナーが感染している場合、性行為によって再度感染してしまうことになります。そして、卓球のラリーのようにうつしあってしまうことで、いつまでも治療が終わらなくなってしまいます。

必ずパートナーに性感染がないか受診を促し、しっかりと検査や治療を受けることが重要です。

性交渉控える

性感染症の治療中は性交渉を控えるようにしましょう。

治療が不十分なうちに性交渉をすると、パートナーに感染させてしまう可能性があります。
それがまわりまわって、自分の治療が終わった後に、パートナーから再度うつされてしまう可能性があります。

性感染症の治療中は性行為を控えるとともに、二人ともしっかりと検査や治療を受けることが重要です。

まとめ

今回は「性感染症」について説明しました。

性感染症の種類によっては、放っておくと不妊症につながる場合もあります。
心配であれば、早めに受診するようにしましょう。

今まで婦人科を受診したことのない人は、受診したいけれど、不安でいっぱいかと思います。

性感染の可能性がある場合、怒られてしまうのでないかと考えてしまう人もいます。

勇気をもって婦人科を受診して相談するようにしましょう。産婦人科は困った人の味方です。

この記事によって「性感染症」についての理解が深まり、受診に対する不安が解消し、一人でも多くの人に役立って頂ければ幸いです。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です