「新型コロナウイルス」の潜伏期間は?

結論ですが

「新型コロナウイルス」の潜伏期間は「1-14日」(一般的には5-6日)と言われています。

この記事は「新型コロナウイルス」について知りたい人に向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「新型コロナウイルスの潜伏期間」についてわかります。

「新型コロナウイルス」の潜伏期間はどのくらいですか?

このような疑問にお答えします。

日本だけでなく世界的に流行している「新型コロナウイルス」

新型コロナウイルスは潜伏期間が比較的長く、
症状がなくても実は感染している場合があり、世界的に感染を広げているのです。

では、潜伏期間は実際にどのくらいなのか?

今回は「新型コロナウイルスの潜伏期間」について説明します。

この記事のまとめ

潜伏期間とは?

潜伏期間とは、「病原体に感染してから体に症状が出るまでの期間」のことをいいます。

つまり、潜伏期間が短いと、病原体に感染してからすぐに症状が出ることになり、
潜伏期間が長いと、病原体に感染して、しばらく経ってから症状が出ることになります。

感染と感染症

「感染」とは、体内に入った病原体が増殖した状態のことをいいます。
そして、増殖したウイルスが体内でさまざまな症状を引き起こすことを「感染症」と呼ばれます。

病原体に「感染」してから、体に症状が出る「感染症」となるまでの期間のことを「潜伏期間」と言うことも出来るのです。

新型コロナウイルスの潜伏期間

新型コロナウイルスの潜伏期間は「1-14日」(一般には5-6日)と言われています。

潜伏期間には個人差がありますが、新型コロナウイルスの潜伏期間は比較的長いです。
つまり、体内に感染していても無症状である期間が長くなります。

すると、無症状でも新型コロナウイルスに感染している場合があり、感染しているか把握することが難しくなるのです。
さらに、症状がなく気づかないうちに、他の人にうつしている可能性もあるのです。

感染力のある時期

新型コロナウイルスの感染力のある時期は、「発症2日前から発症後10日程度」と言われています。

発熱や咳などの症状が出た日の「2日前」から、新型コロナウイルスは他の人にうつす可能性があります。つまり、新型コロナウイルス感染が発症する前の無症状の「2日間」という期間に、他の人にうつす可能性があるのです。
また、発熱などの症状が出てから「7-10日」程度経つと、感染力が急激に落ちます。

このことから、厚生労働省の退院基準は、発症から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合となっています。

まとめ

今回は「新型コロナウイルス感染症の潜伏期間」について説明しました。

世界的に猛威をふるう「新型コロナウイルス」。

新型コロナウイルスが身近に潜んでおり、いつ感染してもおかしくない状況が続いています。
そして、感染していても潜伏期間の長さから、感染に気づくのが遅くなります。
すると、気づかないうちに他の人にうつしている…なんてことも起こってきます。

引き続き、3密を避ける、手洗い、消毒、マスク着用、ワクチン接種など出来る限りの予防に努めましょう。

この記事によって「新型コロナウイルスの潜伏期間」の理解が深まり、一日でも早く感染が終息することを願っています。

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