結論ですが
緊張型頭痛とは、頭のまわりや首の後ろから肩・背中にかけての筋肉が緊張するために起こる頭痛のことです。
この記事は「頭痛」に悩まされているヒトに向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「緊張型頭痛」についてわかります。
頭痛がひどいですが、どうすればいいですか?
このような疑問にお答えします。
頭痛には、さまざまな種類があります。
今回は、一次性頭痛に分類される「緊張型頭痛」についてです。
緊張型頭痛はストレスと大きく関わっています。
現代のストレス社会では、切っても切り離せない病気の一つです。
頭痛に悩まされていますが、どうすればいいですか?
ということで、今回は「緊張型頭痛」について説明したいとおもいます。
この記事のまとめ
緊張型頭痛とは
緊張型頭痛
緊張型頭痛とは、頭のまわりや首の後ろから肩・背中にかけての筋肉が緊張するために起こる頭痛のことです。
両側が痛む片頭痛もあり
痛みは後頭部を中心に、頭の両側や首筋にかけて起こります。
「頭をバンドで締め付けられている感じ」「頭に大きな荷重がかかっているような感じ」などと表現されます。痛み以外にも体がフワフワするような「めまい」を伴う場合もあります。
緊張型頭痛は男性に多い
緊張型頭痛は、女性にくらべて男性の方が「1.5倍」ほど多いです。
働き盛りで、ストレスがかかる年代で多いですが、全体的に幅広い年齢層でみられます。
緊張型頭痛の原因
ストレス
緊張型頭痛の大きな原因は「ストレス」です。
「長時間のデスクワーク」「長時間うつ向いた姿勢」など同じ姿勢を続けると、首や肩の筋肉、頭の筋肉などが緊張して血流が悪くなります。その結果、筋肉が疲労して、神経が刺激されて痛みが生じるのです。
トリガーポイント
緊張型頭痛には、押すと痛みが生じる「トリガーポイント」があります。
通常なら痛みを感じない程度の圧迫によって、痛みが誘発される部分があります。「トリガーポイント」とよばれ、このポイントを圧迫すると頭痛が誘発されるのです。
頭のまわりの筋肉にトリガーポイントが確認できるため、この部分の筋肉や神経が何らかの原因で刺激されることが緊張型頭痛の原因でないかと言われています。
緊張型頭痛の症状
緊張型頭痛の痛みの特徴には以下のようなものが挙げられます。
後頭部を中心にじんわり痛む。
首や肩のコリをともなう
基本的に吐き気を感じることはない
動いても痛みは基本的に悪化しない
頭痛の時は基本的に光や音に過敏にはならない
緊張型頭痛の治療
鎮痛剤
緊張型頭痛の痛みに対して、鎮痛剤である「NSAIDs」が使われます。
筋肉や神経の炎症をおさえて痛みが和らぎますが、根本的な治療ではないです。
筋弛緩薬
緊張型頭痛の痛みに対して、「筋弛緩薬」が使われます。
緊張型頭痛の原因は筋肉のコリです。「筋弛緩薬」によって、凝り固まった筋肉をほぐすことができ、痛みが和らぎます。
マッサージ
緊張型頭痛に対して、首筋や肩の「マッサージ」をしましょう。
緊張型頭痛の原因は筋肉のコリです。首筋や肩をマッサージして、筋肉をほぐしてコリをとるようにしましょう。また、コリや痛みを感じる部分を蒸しタオルなどで温めることも効果的です。
ストレッチ
緊張型頭痛に対して、「ストレッチ」をしましょう。
緊張型頭痛の原因は筋肉のコリです。首筋や肩のストレッチをして、筋肉を伸ばして、体全体をほぐすようにしましょう。また、軽い体操をして、全身の血の巡りを良くして、血行を改善することも効果的です。
まとめ
今回は「緊張型頭痛」について説明しました。
頭痛で悩んでいる日本人は多いです。
ストレス社会で、頭痛だけでなく、さまざまな不調を抱えている人が多いです。
日々の体調管理をしっかりと行い、ストレスをうまくコントロールすることが現代をより良く生きるために必要です。
頭痛に対してうまく対応することで、日々の生活をよりよく過ごせることにつながるのです。
この記事によって「緊張型頭痛」について理解が深まり、一人でも多くの人に役に立って頂ければ幸いです。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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